デスクトップからの解放

LinuxiTunes(というかiPod)を使えないのかなーとおもってググっていたら他の記事にはまってしまった。自分でもこれまで考えていたことで、転職もこのあたりを踏まえて行って生きたいと思っていたので参考になりました。
快適操作はiPod+iTunes & 知識共有はブログ & ストレージ共有はLinux 新しいハードのバイラル・マーケティング - Goodpic
WEBサービスのデータ構造が、Windowsのデスクトップを侵食する? - Goodpic
GMailによる、eメールの”デスクトップ(机の上)の手紙”という古い概念からの進化:Goodpic
自分の頭の中を整理する意味で、以下に書き綴ることにします。

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GmailFlickr、Blogなどに代表されるように、アプリケーションのユーザーインターフェースとデータは離れ離れになってきている(データはこちら側(クライアント)ではなくあちら側(サーバ)にある)。
この流れはここ数年という短いスパンで急激に形作られてきている。でも、きっとこの流れはこれからもしばらくは続いていくのだろう。これらの要因としては、

  1. インターネット(ブロードバンド)
  2. データフォーマットのオープン化
  3. Webサービス

あたりが容易に思いつくところだ。
まず、ADSLなどの普及によりインターネットの常時接続が当たり前になった。これで家の中に縛られていたPCは世界へとつながる。次にMS Officeなどのアプリケーションで使用されているようなクローズドなデータフォーマットではなく、HTML、XMLRSSなどのオープンなフォーマットが台頭してきている。そしてそのオープンなデータを使って通信するためのWebサービス
別にOfficeがなくなるとか、旧来の形式のアプリケーションがなくなるというのでは全然ない(念のため)。
開発者の立場からみた、そんな中で重要になってくることは。

  • スピード
  • ユーザーエクスペリエンス

この二つじゃないか。
スピード。技術の進化の早いWebという世界の中でサクッとアプリケーションを開発できること。アプリケーションをサクッと配布、インストールできること。きっとIDEなんかもそういう流れに乗ってくるはずだ。このことは、頻繁なバグフィックスによる品質向上、機能追加の容易さ、それによるユーザーの獲得(もちろんアプリケーション自体が魅力的でなければならないが)、ユーザーからのフィードバックというよい副作用をもたらすはずだ。
ユーザーエクスペリエンス。たとえアプリケーションが難しいことをやっているとしても、簡単に、ユーザーフレンドリーに使えなければ何の意味もない。プログラミング言語プログラマーのものであるように、アプリケーションはユーザーのものだ。難しいことは簡単に。簡単なことも簡単に。やりたいことはほとんどできる自由度も(APIがあればいい)。

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というわけで、前向きに考えよう。飛び込んでみよう。重要なのは行動することだ。
今日はそんな気分。