これからの5年

最近転職活動をしていて、先週ある会社から内定を得ました。社員50人くらいの未上場企業です。多分そこで働くことになりそうです。10月から。
これから先、とりあえず5年間というスパンで自分がどうなりたいかというのを考えると、単純に「もっと成長したい」と思います。技術的な能力だとか知識だとか、自分の思いを人に伝える能力だとか、仕事の進め方、とかさ。まだまだぜんぜん足りない。でも逆に、今のやってる仕事は「自分ができるとすでにわかっていること」だけ。どちらかというと挑戦とか失敗とかとは無縁です。まあ、これはこれで幸せといえばそうだと思う。別に現状に甘んじることだって悪いことじゃない。でも俺は物足りなさを感じるのです。大胆に言うなら「俺はもっとできる」と思っている。挑戦したいし失敗もしたい。たぶん「現状に甘んじる」というのは楽だ。自分で決めなくていいし、何か大きな流れに身を任せていればどうにか転がっていく。実はつい最近までどちらかというと俺はそう思っていた気がする。「人生どうにかなる」って。でも、それじゃあダメだ。第一、つまらない。
「外に目を向ける」ってのが大事だ、と思う。流れに身を任せて生きていると、自分でも意識しないうちに目線が内側に向いていく、というのは多分正しい。それは怖いことだ。意識して外を見てみること。世界は広い。それに、まだ25歳だ。
がんばろうと思う。単純にそう思う。そのための環境がほしい。だから転職するのだ。別に転職しなくてもがんばれるよ、というのもぜんぜん正しい。でも環境というのは意外と大事だ。周りががんばってないと、その気持ちって萎えるし、あまりがんばることが必要でない仕事ってのもある。いや、「がんばる」というのは少し違うかもしれない。「成長志向を持つ」とか「モチベーションを高く持つ」とかそんな言葉のほうが近いかもしれない。
これって自分勝手な考え方だな、とも思う。今の会社は自分を必要としてくれて仕事も任せてくれてうまくいってるし、期待もしてくれてるし。そこからドロップアウトするのは無責任なのかな、って気持ちもある。でもそこは割り切るしかないと思っている。だってこれは俺の将来の問題だから。

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以下の記事とその関連記事を読んでそんなことを考えた。というか、以下の記事をトリガーにしてこれまで思っていたことを書いてみた。うまくかけないことはわかっているし、まとまりもないけど何も書かないよりは全然マシなのだ。
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