選択

http://japanese.joelonsoftware.com/uibook/chapters/3.html
より。

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ユーザーに無駄な選択をさせない。ユーザーに選択の自由を与えるのはよいことだが、「どうでもいいよ」ってことまでは選択させない。それは単にウザイだけだ。

彼らは多くのことを気にしておらず、これらの選択を彼らがしないで済むようにしてやるのはデザイナの仕事だ。本当に良いのがどちらの選択肢なのか十分に考えられないというだけの理由で、デザイナがこのような選択をユーザに迫るのは傲慢の極致と言っていい。

ここで「彼ら」はユーザー、「デザイナ」はソフトウェアの設計者のことです。
ついつい、「ここはユーザーに任せよう」とか「ソフトウェアがこのような振る舞いをするのはユーザーが選択した結果であり当然のことだ」とか言ってしまいがちだが、そうやって問題の本質から逃げないよーに。ユーザーに丸投げして責任を放棄しないよーに。その責任を全うするのが「仕事をする」ってことだ。

オプションを提供するときはいつも、ユーザに決断を求めている。