さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
さいきん本屋さんで新書コーナーに行くことが多かったのでこれもついつい買ってしまいました。でもはずれではなかった。会計の本は1冊も読んだことないし今まで触れたことも(たぶん)なかったけど楽しめた。
この本のコンセプトは身近な具体例をとっかかりにして会計に触れること。そして生活に会計のエッセンスみたいなのを取り入れよう!ということだと思います。肝は数字のセンスらしいです。たとえば「50人に1人がタダになります!」という広告を見たときに「当選確率が2%だから全体的に見れば2%オフと変わらないのね」と考えることのできるセンス。
面白かったエピソード(この本では章がエピソードと呼ばれている)は、
- エピソード1「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
- ベッドタウンに高級フランス料理店の謎
で、それぞれ「利益の出し方」と「連結経営」がテーマです。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
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