読書

FINE DAYS

詩みたいな小説だった。FINE DAYS (祥伝社文庫)作者: 本多孝好出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/07/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (110件) を見る

一夢庵風流記

オモシロイ! 引き込まれる。 余計なことは考えずに物語を楽しむのが吉。一夢庵風流記 (新潮文庫)作者: 隆慶一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/09/30メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 144回この商品を含むブログ (78件) を見る

号泣する準備はできていた

江國香織の本を最近読んでないなーと思って買いました。 何ページか進んだところで「あれ?」と思いながらも読み進めていたんだけど。 これ読んだことある! 探してみたらハードカバーのやつがちゃんと家にありました。それにしてもいい本ですね。 あとがき…

ダレン・シャン1〜3

文庫版をある日たまたま見つけたので買いました。 「ダレン・シャン」はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる を読んでからずっと読みたかったけど文庫じゃないやつは高い(1冊1600円くらい)ので放置していました。 これから3冊ずつ…

「頭がよい」って何だろう

パズルが載ってたり、 昔の数学者とか科学者とか天才と呼ばれる人の話が載ってたり、 IQについての話とか、 薄い本にしてはいろんな話題が豊富なんだけど、 役に立ったのは、 パズルを解く場合には「あるパターンを見つける」というのが大事だってことを思い…

第三の嘘

三部作の最後。第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタ・クリストフ,堀茂樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/06/01メディア: 文庫購入: 40人 クリック: 332回この商品を含むブログ (112件) を見る

ふたりの証拠

淡々とって感じ。ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/11/01メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 327回この商品を含むブログ (120件) を見る

悪童日記

気づいたら読み終わってた。悪童日記 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/05/01メディア: 文庫購入: 100人 クリック: 3,630回この商品を含むブログ (276件) を見る

しゃべれども しゃべれども

人と人とのやり取りとそこにある空気感みたいなのがよく伝わってきて心地よかったです。 登場人物がみんな魅力的。 ほおずき関連のくだりが好きでした。しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/05/30メデ…

西の魔女が死んだ

この話すげー好き。 ちゃんと生きるという感じが好きだ。 ちゃんと物事に向き合う姿勢というのが好きだ。 また読む。西の魔女が死んだ (新潮文庫)作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/08/01メディア: 文庫購入: 67人 クリック: 1,056回この商…

塩狩峠

一人の少年がその成長過程で何を学んでいったか、またどうやって愛を知り、信仰を知り、そしてどう生きたか、というお話。 実在の人物をもとにして書かれた小説のようです。 文章はすごく読みやすい。塩狩峠 (新潮文庫)作者: 三浦綾子出版社/メーカー: 新潮…

虎口からの脱出

物語が走り出すとハマります。 満州事変とかについてちょっと頭に入れておいてから読んだ方がおもしろく読めるかもしれません。 満州事変 - Wikipedia 虎口からの脱出 (新潮文庫)作者: 景山民夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1990/01メディア: 文庫購入: 1…

内なる宇宙

星を継ぐものの続編の続編の続編です。上と下があります。 星を継ぐものから一気に読んでるんでさすがにつらかったです。 でもこれでもう終わりかと思うと、これでもうハント博士にもガルースにもあえなくなると思うと少しだけさびしかったです。 とか言って…

巨人たちの星

星を継ぐものの続編の続編です。 ちょっとダラケてきました(おれが)。 映画にしたらいいかもね、と思ったり思わなかったり。巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))作者: ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1983/05/27メディ…

ガニメデの優しい巨人

「星を継ぐもの」の続編です。 主に生物の進化について書いてあります。生物の授業はあまり好きじゃなかったこともあり、前作ほどには面白くありませんでした。でもガニメアン(巨人のこと)と地球人との関係は好きでした。ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫…

ハートで感じる英文法

読書っていうか。 あきれす軒 in Deutschland : ハートで感じる英文法 で超おすすめだったので読んでみました。 英語はずっと好きだったので学生のときからテストの点数とかもそれなりによかったのだけれど、文法はあまり意識したことないです。ほとんど感覚…

星を継ぐもの

SFです。小難しいことがいろいろと書いてあるけどこういうのは嫌いじゃないし、おもしろかった。 「で、どうなるの!」というタイプの小説でした。 解説を読んだら続編が3冊もあるらしいですね。そっちはどうなんだろう。おもしろいのかな?星を継ぐもの (創…

半落ち

梶聡一郎はすげえ。 あと、話の作り方が面白かった。半落ち (講談社文庫)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/15メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 366回この商品を含むブログ (266件) を見る

大聖堂

大聖堂と人間の物語です。どちらかと言うと人間の物語です。 中巻あたりからまさに夢中になる。一心不乱に読む。原因は何かと言うとこれがまさに人間の物語だからと言いたい。でも実際はうまく説明できない。養老孟司も解説でこう書いているけれど、 読み出…

蝉しぐれ

久しぶりに時代ものを読みました。 半分過ぎくらいまでは淡々と進むんだけど、後半は一気にきます。 前半はすべて怒濤の後半への布石。巧妙に、緻密に。 淡々としているんだけど飽きない。たぶん文章がうまいんだろうね。 いい小説でした。蝉しぐれ (文春文…

ウェブ進化論

本の感想と言うか、思ってることをとりとめもなく書いてみました。 - 最近思う大事なことは、一人では生きられないということだったりする。 ふつうに生活を送るだけにしても、ネットの世界で活動するにしても、仕事するにしても。 人と人との繋がりが自分を…

おとなの小論文教室

山田ズーニーさんの本は以前に「あなたの話はなぜ「通じない」のか」を読んだことがあります。 この本はほぼ日刊イトイ新聞に連載されていたものをまとめたもののようです。 「あなたの話は・・・」も同様ですが、この本も読んでから少し時間が経ってしまっ…

娘に語るお父さんの歴史

もちろん「お父さん」ではないし、娘でもないのだけれど。 20世紀少年を読んだ影響からか「昭和」の時代に惹かれて買ってしまいました。昭和30年代から40年代の日本について。普通であることを目指した時代。目の前にある豊かさを求めてがむしゃらに走り続け…

ザ・サーチ

インターネット検索の誕生から現在そして未来までを、Googleの始まりから現在までの歴史にそって解説した本。こういった本にありがちな著者の独りよがりもあまりなく、インタビューも多く行っていて、あくまで歴史をちゃんと記録しているなと思う。検索に興…

Joel on Software

毎日少しずつ、じっくりと読んでいたので時間がかかった。 ジョエルさんの考えていることがぶわぁーっと書いてあるんだけど、この本は「危険な本」に分類されます。他に危険な本は「ハッカーと画家」とか「プロ論」とか「旅々オートバイ」とかがあるんだけど…

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

さいきん本屋さんで新書コーナーに行くことが多かったのでこれもついつい買ってしまいました。でもはずれではなかった。会計の本は1冊も読んだことないし今まで触れたことも(たぶん)なかったけど楽しめた。 この本のコンセプトは身近な具体例をとっかかり…

図解 ネット業界ハンドブック

インターネット関連のベンチャー企業の成長に着目して、それらがどうやって成長したのか、どういう会社があって、どうやって稼いでいるのかを、この業界に疎い人向けに説明している本です。ネットビジネスの歴史、会社の歴史、ビジネスの仕組みが簡単に書い…

プロフェッショナルの条件

途中まで読んでしばらく放置していたのだけれど、今日一気に読んだ。 読み始めは、、 プロフェッショナルの条件 - libnitsuji.so 9月末か。 この本は「はじめて読むドラッカー【自己実現編】」ということで、数あるドラッカーの著作から一人ひとりの人間に焦…

頭がいい人、悪い人の話し方

「頭がいい」というのに反応してしまい、読んでみました。 それに確か、少し前のブックランキングで上位にランクインしていた気がしたので。 この本の内容を一言で言うと「愚かな人カタログ」ということになります。 この本の趣旨は、愚かな人の話し方を反面…

バカの壁

ほんとにいまさら、ですが。読んでみた。 まとめる。読み終わってからざっと読み返して、頭に残ったこと。 一言でまとめると、「バカの壁」っていうのは、つまり「考えることをやめた瞬間」ということだ。 この人は「わかっている」というの怖さについてずっ…