勉強方法に関する考察

一日一記事を訳す - libnitsuji.so
で、

読んでもわからない文章を聞くだけでわかるわけないじゃん!!と近頃強く思っていたのでその結果の今回の行動なわけです。

と書いていますが、最近なんだか英語を訳していて??という感じです。なんかおかしい。訳していてなんかおかしいと感じる。ちょっと方向性がずれているのではないか、と。確かに言っていることはもっともなんだけれど、「じっくりと英文を和訳する」というのと「英文を聞き取る」というのはなんだかもっと違うことのような気がしてきました。その根拠は特になくて、なんとなくそう感じただけ、なのだけれど。まあ、「読む」と「聞く」が違うのは当たり前といえば当たり前なのだけれど。「読める」ことが「聞ける」ことに繋がるのか、という点で。
で、ですね。ちょっと長いですが引用。

英語の勉強には大きく分けて二つの側面があります。

1.英語の文法を理解する
2.英語で書かれている文章や、話されている内容を、一定のスピードで理解する

1は、「英語」という言語学の勉強、2は「英語」で書かれていること・話されていることを理解するための勉強、です。1では英語は「目的」ですが、2では、英語は「手段」です。

2については、なぜ一定のスピードで理解しないといけないのか。話し言葉のほうは単純で、話すスピードで理解しないとわからなくなるからです。ですが、書かれた英語のほうも、やはりかなりのスピードで読める必要があります。文章は、ある程度のカタマリで意味を伝えるようにできているからです。特に複雑なものになると、あまりゆっくり読んでいると、前の論旨を忘れてしまい、何が書かれているのかの「意味の流れ」がわからなくなってしまいます。もちろん、いちいち日本語にしないで、英語のまま理解する必要があるのは言うまでもありません。

おなじみの「英文法」に加え、「じっくり考えながら英語の文章を和訳する」「じっくり考えながら英作文をする」というのは、1に属する勉強です。もちろん、外国人が英語を学ぶには1も必要。ですが、言語学者になるのでもない限り、1ばかりやってもしかたないのです。
http://www.listen-it.com/archives/200507280804.php

どうやらこの違いのようです。1か2か。私の当面の目標としては技術分野での英語を読めること、聞けること、できれば話せたりもできることです。言語学を勉強したいわけではない。英語は手段だ。世の中には英語でしか手に入らない情報というのがいっぱいあって、それがさくっと読めないというのはとても悔しいし損をしている気分になります。Steve JobsやBill Gatesのインタビューを聞き取れないはとても損をしている気がします。

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というわけで。
ちょっとだけスタイルを変更。これまでどおり英文和訳するのは変えないとして、音声も聞ける文章を使いたい。で、

  1. 朝、英文和訳する
  2. 通勤時にその音声を聞く
  3. 理解度2倍!!

というシナリオなのです。でも問題がひとつだけあって、「教材をどこから手に入れるか?」ということ。mp3とそのスクリプト付きのサイトがいくつかあったと思うのでとりあえずそれをあたってみますが。興味のない内容だと長続きしないしねー。

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ちなみにさっきの引用元サイトである、
http://www.listen-it.com/
はオススメです。シリコンバレーに住んでる人が問題を作ってます。そのブログ(On Off and Beyond | [渡辺千賀]テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし)は結構有名(だと思う)。